会社を設立するために必要な手続きは以下のものがあります。
①会社の設立を決める
この段階で会社設立後にどのような経営を行っていくのかを具体的に決めておくことが大切です。
②基本事項の決定、定款の作成・認証
定款とは、会社の組織・運営に関する根本規則です。定款には会社の基本事項を記載しましょう。
具体的な事項としては、事業内容や、会社名、本店所在地などがあります(会社法27条以下)。作成した定款は、本店所在地を管轄する法務局等の公証人の認証を受けることによって初めて効力を生じます(同法30条1項)。
③出資金払込口座を開設して、出資金を払い込む
発起人は、設立登記を行う前に、引き受けた株式の発行価額の全額を払い込む必要があります(会社法34条)。そして、発起人により払い込まれた株式の発行価額が、原則として株式会社の資本金となります。
④最初の取締役(設立時取締役)などを決める
発起人(設立手続きを行う者)は設立時取締役などの設立時役員を選任します(会社法38条)。選任された設立時取締役と設立時監査役は、発起人が株式の払い込みを行ったかなどの調査を行います(会社法46条1項各号)。
⑤設立登記の申請を行う
会社本店所在地を管轄する登記所(登記事務を行う法務局など)で設立登記をすることによって、法的に株式会社が成立します(会社法49条)。
⑥各官公署への届出を行う
設立登記によって会社が成立しますが、そのまま事業が行えるわけではありません。事業を開始する前に、各種許認可等を取得し、また社会保険(健康保険、厚生年金保険)や労働保険(雇用保険、労災保険)などの加入手続きを忘れずに行いましょう。
横塚俊介税理士事務所は、事務所所在地である栃木県足利市周辺をはじめ、埼玉南部(大宮、浦和、春日部)、千葉北部、東京のご相談にお応えいたします。
当事務所では、会社設立手続きの代行や税務相談、法人成りのタイミングなど、会社設立に関するさまざまなお悩みに対応し、初めての方でもご相談しやすい環境作り努めています。また、弁護士、司法書士、不動産鑑定士などの他士業との連携も行っており、ご依頼者様の多様なニーズにトータルサポートいたします。
栃木県足利市を中心に、埼玉南部地域(大宮、浦和、春日部)、千葉北部地域(印西市、成田市)、東京23区など幅広く対応しておりますので、会社設立・起業支援でお困りの際はお気軽に当事務所までご相談ください。
会社設立に必要な手続き
横塚俊介税理士事務所が提供する基礎知識
-
相続税はどうやって申告するの?
相続税は、相続開始を知った日から10ヶ月以内に、被相続人の住所地の税務署に申告書を提出して納税します。...
-
相続の手続きは自分でできる?
相続の手続きは自分でできるのでしょうか。 ■相続の手続きに特別の資格は必要ない。 相続の手続きは、...
-
相続のスケジュール
相続手続きおいては、やらなければならないことがたくさんあります。相続のスケジュールを確認しておくことが...
-
相続した預金を引き出すには
遺産相続した預金を引き出すには、手続きが必要となります。 手続き自体は、難しいものではなく、個人で行う...
-
相続放棄のデメリットとは
ご家族が亡くなってしまった時、相続の手続きを行うことになります。相続手続きでは、相続する財産に関して調...
-
会社設立のご相談は横塚俊介税理士事務所へご相談ください
世間にはさまざまな種類の士業があり、それぞれに役割があります。例えば、不動産登記や法人登記は司法書士が...
-
家や土地の価格はどこで調べる?
相続財産の中に家や土地などの不動産がある場合、その不動産を各相続人の具体的相続分に応じて公平に分配する...
-
土地を相続した場合の相続税はいくら?計算方法や特例等
相続が起こった場合に問題になってくるものの一つに「土地の相続」があります。土地を含んだ不動産は相続の際...
-
会社設立における資本金の決め方|具体的なポイントを解説
会社を設立時、設定する必要があるものの中に資本金があります。 資本金は出資者から払われたお金のこ...