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個人と法人のメリット・デメリット

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個人と法人のメリット・デメリット

会社を設立する際、個人事業主として開業するか、株式会社などの法人として起業するか迷う方もいらっしゃることでしょう。

●個人事業主のメリット・デメリット
個人事業主で開業するメリットは、①開業の簡便さ、②開業費用の少なさ、③社会保険の加入義務がない、④税務申告・会計の容易さなどが挙げられます。

設立手続きに必要となるのは、税務署に「個人事業の開廃業等届出書」などの書類を提出するだけであり、開業費用もほとんどかかりません。
また、個人事業主は自分ひとりで事業をする場合、労働保険や社会保険に加入義務はなく、従業員を雇うにしても従業員が5人未満である場合には、社会保険(健康保険、厚生年金保険)に加入する必要はありません。
個人事業の税務申告は、所得税の「確定申告」なので、比較的容易に行うことができます。

しかし、法人と比べて社会的信用度が低く、また事業の失敗の責任はオーナー個人が負うことになります。そのため、金融機関から融資を受けられにくかったり、事業失敗の際は無限にその責任を追及されることになり、オーナー自身の財産も手放さなければならないことになります。

●法人のメリット・デメリット
一方、法人を設立するメリットは、個人事業主の場合と逆で、社会的信用度が高く金融機関からの融資が比較的容易に受けられます。また、法人の場合は給与所得控除を用いることができたり、消費税の免除を受けられたりとさまざまな節税手段があります。

法人を設立するデメリットは、設立手続きが複雑で開業費用がかかり、社会保険の加入義務があり、そして税務申告・会計が複雑であるといった点が挙げられます。

株式会社を設立する場合は定款の作成・認証や設立登記を行わなければならないなど起業になれていなければ設立するだけでも時間がかかります。また設立登記まで専門家に手続きの代行を依頼すると30万円近く設立費用がかかります。

そして、法人の場合、従業員がいればもちろん労働保険に加入しなければならず、社長一人の会社であっても、社会保険に加入しなければなりません。また会社の税務申告は、設立時に定めた任意の決算期に合わせて決算日後2ヶ月以内に申告書を提出する必要があるなど複雑な手続きとなっています。


いずれにしてもいくつかメリット・デメリットがあるため、個人事業主で開業するか法人を設立するかをお悩みの際は税理士など法律専門家に相談しましょう。


横塚俊介税理士事務所は、事務所所在地である栃木県足利市周辺をはじめ、埼玉南部(大宮、浦和、春日部)、千葉北部、東京のご相談にお応えいたします。

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